
私は時々自分と対話します。対話するってどうゆうこと(・・? かと言いますと、自身の心の潜在意識に気付こうとします。今自分が漠然と感じている感情に向き合います。不安、恐れ、怒り、悲しみ、喜び等です。
今私なんだか不安な気持ちが湧いてきているけどなぜだろう?って突き詰めていきます。そうすることで、自分がなぜ今そのような気持ちになっているかが見えてきます。そこにアプローチをして、じゃあどうしたい?どうなりたい?どう伝えたい?って考えます。そして向き合うようにしています。
私がなぜ心理学を学んできたか…それはやはり自身の過去にあるのだと思います。
小さいころから、厳格な父親とすぐ子供に愚痴を話す母親の間で育った私は自分を出せずにいつの間にか人の顔色を伺うように生きていました。学生の頃は先生から褒められたい、友人から嫌われたくないと思い人に合わせる生活をしていました。だから疲れてしんどくなる、でも家に帰っても休まる場所なんてなかった私は、知らぬ間に興味本位から繁華街へと出ていくようになりました。そこにはキラキラした別世界があり楽しく話をす大人たちがたくさんいました。何も知らない私に優しく話しかけてくれる大人がたくさんいました。でも違った。それは何も思っていないからできる、無責任な大人たちだったのかもしれません。
今振り返れば私は見本となる大人を探し続けてきていたのだと思います。
30歳から育児サークルを主宰して色々な方々と関わるようになり、社会で小さな課題と日々向き合う大人たちも知りました。全く真反対の世界の大人たちでした。
人はどうして親も含めて色々な人たちがいるのか…
そう考えた時、やはり育った環境は大きいものだと気付きました。
私は今子育て真っ最中です。ちょうど手が離れてきましたが思春期という精神が育つ大切な時期です。私が受けれなかったその時の親からの適切な関わり…もちろん答えはありませんが私なりに精一杯、子供たちのために向き合いたいと日々思っています。
コメント